「ビリー・アイリッシュは、歌い上げないボーカルが特徴的なアーティスト。『bad guy』は代表曲になっていますが、テンポが速い〝飛び道具〟のような楽曲です。CD音源でも、お腹から声を出しているワケではないのですが…。そして、彼女の本質は『wish you were gay』のような、ゆったりとしたトラックでこそ輝きます。むしろ今回のようなアコギだけの『bad guy』は、彼女のボーカリストとしての本質がつまったパフォーマンスだと思います。歌い上げることこそボーカリストの魅力と考えているほうが、音楽を舐めているように感じますが…」(音楽ライター)